ある保護者の方から、
塾で教えてもらっているのにどうしてわからないの?
と、家で子供に言ってしまう、というお話を聞いた。私たち指導者にとっては、申し訳ないなあ、とか辛いなあ、というふうに思う。
でも、お子さんにしたら、わからないものはわからないのだと思う。このお母様だけでなく、他のお母様もそう思っておられるかもしれない。
でも、わからないのが本心なんだと思う。たった週に2回1時間弱の時間通って、全てが理解できるわけじゃない。
塾に通っていてもわからないものはわからないのだ。そう思ってもらえると私たちは救われる。あるお母様は、まだこんなところがまだまだなんだ、と理解される。決してなんでわからないの?とは言わない。
今はわからないが、時期が来たら分かるだろう、とか、自分の子供だからやっぱりこんなところは苦手なんだ、というふうに解釈しておられる。
全て親御さんの考え方や言葉にかかっている。昔の生徒のことを思い出す。算数がわからないという子供にたくさん宿題を出してほしいと言われ、結果、全くやる気をなくしてしまったという例もある。
子供を伸ばすのも、伸ばさないのも、親次第。子供を変えたかったら、少しだけ親も変わってみよう。そうお伝えしたい。
今日もありがとうございます😊